2025年4月20日(日)、足利市内の5会場を舞台にしたサーキット型ライブイベント「ASHIKAGA Sound Surround Satellite(通称:足利SSS)」が開催されました。メイン会場であるSOUNDHOUSE PICOを中心に、音楽とパフォーマンスに満ちた一日。全会場で36組のアーティスト・ダンスユニットが出演し、足利の街がエネルギーと熱気に包まれました。

地元とつながる、多彩なラインナップ
足利SSSは、1枚のリストバンドで複数のライブ会場を自由に巡ることができる「サーキット型ライブイベント」。バンドや弾き語り、ダンスパフォーマンスなど、会場ごとに特色のあるラインナップが展開され、観客は街を歩きながら好きなライブを自由に選び楽しめるスタイルです。
出演者は、足利・栃木エリアを中心に活動するアーティストや、県外から参加した実力派バンド、表現力豊かなダンスユニットまで幅広くラインナップ。
ジャンルもフォーク、ロック、ポップス、インストゥルメンタルなど多岐にわたり、観客はその場の気分やテンションに合わせて会場を選べる楽しさがありました。

街全体がライブハウスに
この日だけは、街全体が“ライブ会場”に変わる特別な一日。
まち歩きをしながら音楽を探す体験は、普段とは違う足利の魅力を発見するきっかけにもなっていました
今回は、足利駅から徒歩圏内に点在する会場の中でも、通2丁目エリアに位置するGRIMM CAFE’とartspace & caféのステージを中心に巡りました。
Grimm STAGEステージは、併設された飲食ブースの存在も相まって、食事と音楽を同時に楽しめる空間に。
一方のartspace & caféは、その名の通りアートとカフェが融合した空間。落ち着いた雰囲気の中で、音楽をゆっくりと楽しめるのが大きな魅力です。観客はコーヒーを片手に座りながらじっくりとステージに耳を傾け、演者との距離が近いからこそ感じられる温度感や空気感を楽しんでいました。