白鴎大学 地域メディア実践ゼミ「足利100年カルタ」総集編冊子寄贈 足利市の100年歴史と魅力を多くの人に伝えたい

 白鴎大学 経営学部 地域メディア実践ゼミの歴代40名の学生記者が、約4年の歳月をかけて制作し、地域紙に連載していた「足利100年カルタ」。この44編を冊子にまとめた「足利100年カルタ」総集編が 今年3月に完成。  

 この冊子300冊が白鴎大学より、足利市に寄贈される事となり、白鴎大学 地域メディア実践ゼミの實川尚真(同ゼミ長)さん、室井遥花(ゼミ生)さん、下村健一 特任教授(元TBS報道キャスター)、渡邉博記理事長、上岡條二副理事長が、早川尚秀足利市長の元を訪れ、6月20日贈呈式が執り行われ、渡邊理事長から早川市長へは目録が、同市から白鴎大学へは感謝状が贈られた。

 2021年に市制施行100周年を迎えた足利市。「足利100年カルタ」は、同市の100年間の出来事を五十音順に並べ、カルタの体裁で地元紙に連載しようと白鴎大学の同ゼミ生が発案したもの。初回から「う」までは両毛新聞にて、その後、タウン情報誌・渡良瀬通信に引き継がれ「へ」まで掲載され、「ほ」から最終回「わ」まではタブロイド紙・minimuにて連載され完了した。

 早川市長は「同市の歴史について若い方々が関心を持ってくれることが嬉しく、ぜひ同市に移住定住を考えている方々に読んで欲しい。」と謝意を述べた。また、足利市の印象や取材でのエピソードを聞かれた、實川さん、室井さんは「足利市は歴史を感じるまちであり、取材先の皆さんは優しい方々ばかりでした。足利市民と学生たちが一緒に作り上げたカルタだと思っています。」と学生を気遣いながら取材に応じてくれた市民の温かさを語っていた。さらに「市民の方はもちろん、観光客の方にも手に取っていただき、また足利に来てみたいと思ってほしいです。」と冊子に対しての期待も寄せていた。

 寄贈冊子は、足利市の小・中学校、市立図書館、市内公民館、東武足利市駅、移住定住相談センタ「En no shita(燕のした)」、JR足利駅構内「Aidacco」に設置。他にも観光協会「太平記館」、わかりやすい歴史館など市内数カ所に配布・設置している。

 また連載してた「足利100年カルタ」は、同Webサイト内のコンテンツ「足利100年カルタ」からもご覧いただける。さらに、Instagram「ashikaga.karuta100」では学生記者の裏話もご紹介。

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この記事を書いた人

松尾幸子のアバター 松尾幸子 minimu 編集人・ライター

タウン情報誌の編集を経て、minimu 創刊号(2024年1月号)より、フリーの編集人・ライターとして活動中。地域の皆さんに良質で明るい情報を届けるべく、編集・取材を続けています。
逆境には強いが涙腺は弱い。スポーツジムが憩いの場です。
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