7月26(土)・27(日)、足利デザイン・ビューティ専門学校(通称 足デ)で、オープンキャンパスの一環として『ADBコラボショー』が開催され、ショーを通して多くの高校生とその保護者に同校の魅力を届けた。
同校全5学科の約300人の学生が、各学科の特性を活かし、衣装やへアメイクから、小道具、映像、ポスター、舞台までそれぞれに携わり、クオリティーの高いショーをつくりあげている。
今年は初めて、ファッションデザイン科1年生が衣装制作を担当。4~5月に行う基礎的な学び(ミシンの使い方や素材・色彩の勉強)の上に、実践的な学びの体験として、入学から僅か3ヶ月での衣装制作がプラスされた。また、これに伴い2年生は卒業制作に向けて、さらに注力することができるようになり、学年末に行われるショーではより完成度の高い作品が期待される。



今回のショーは1部のブライダルドレスと2部のヘア&ファッションショーの2部構成。1部の実行委員長・ブライダル・ウェディング科2年の𠮷田栞奈(よしだかんな)さんは「あるスタイルの雰囲気や概念を定義する『コア(〇〇派・〇〇系)』を用いて、ファンタジーコア・ジャパンコア・プリンセスコアの3シーンでブライダルドレスを表現しました。着物と組み合わせたジャパンコアのドレスは、特に好評を得ていました。ファンタジーコアは森の妖精をイメージ、プリンセスコアでは高校生も憧れる『ザ・プリンセス』を作り上げました。」とショーを解説してくれた。一方、2部の実行委員長・美容総合科2年の佐々木暖佳(ささきはるか)さんは「ヘア&ファッションショーをより楽しんでいただくために、施術の時間を短くしたり、ショーの合間に客席の高校生や保護者の方にお菓子のプレゼントをしたり、新しい企画も取り入れました。また、プロのヘアショーを見学して、雰囲気をよりプロのショーに近づけるように考えました。」と新しい取り組みについても語ってくれた。
各ショーのモデルも通常から高校生と接点の多い学生を使うなど、同校の学生と高校生の距離感を縮め、より身近に感じてもらう工夫もしているという。興味のある高校生は、今後も続く通常のオープンキャンパスで、足デの魅力を体感してみては。



