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淺野ケニー、小学生らと車いすバスケ体験

 男子バスケB1群馬クレインサンダーズの若手の注目選手、淺野ケニーが7月25日、太田市のオープンハウスアリーナ太田で行われた車いすバスケ体験会に参加、小学生らと交流した。車いすバスケの難しさを感じとりながら、「挑戦することの大切さ」を語った。
(文・写真 松本純明)

競技用車いすの操作を体感、子供たちとゲームも楽しむ

 体験会はオープンハウスグループ(東京都)の「挑戦する人や組織を応援する」という企業姿勢を体現する「0-EN HOUSE PROJECT」の一環として「0-EN KIDS チャレンジ車いすバスケアカデミー」と開催された。子供たちがさまざまな体験を通して探求心を育み、挑戦することで明るい未来をつくっていくことを応援する取り組みで2025年1月に始動、野球アカデミー、陸上アカデミーに続いて今回が3回目となる。
 当日は地域の小学生ら6歳から12歳の子供たちが27人が参加、うち4人は車いすを普段から使っている子供たちだ。ゲストにサンダーズから淺野ケニーが参加。東京都生まれの22歳で大学バスケでさまざまな賞を獲得する活躍を見せ、昨年末にサンダーズに加入、今年6月にはBリーグの選抜チームにも選出されオーストラリアリーグ代表と戦った若手の注目選手だ。
 体験会では講師から競技用車いすの操作方法を学び、ターンやストップのやり方も子供たちと実践した。少しずつ慣れてきたところで、車いすによるリレーで盛り上がり、最後には講師も含めチームを組んで試合形式のゲームを行った。
 淺野も子供たちに混ざり楽しそうにプレー、何度もシュートを放ったが決めることはできなかった。逆に見事にシュートを決める子どもも多く、ボールがリングに吸い込まれると歓声が上がった。太田市内の小学5年生の女子は「バスケットボールをしているけど、車いすバスケは初めてだったので難しかったが、とても楽しかったので、またやってみたい」と話していた。試合後、淺野は車いすの操作について「普段、使っている筋力とはまったく違って難しかった。ストップなど、とてもパワーが必要」と話し、「プロなんで1本くらいシュートを決めたかったが、子供たちはすぐに上達してすごい。こういう競技があることを知って、挑戦することの大切さを感じて欲しい」と振り返っていた。

思い出の「応援メシ」トークショーにも参加

 淺野は同プロジェクトの一環で各界で挑戦する人の思い出のご飯を通じて食のパワーを伝える「応援メシ」トークショー(7月19日、イオンモール太田)にも参加した。淺野は思い出深い食事として横浜家系ラーメンについて語り、「専修大学在学時代に試合後にいつも食べていた。体にしみいるような濃い味が思い出深い」と語っていた。

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