目標は「CS優勝」! サンダーズ新シーズン開幕 | GUNMA CRANE THUNDERS News

ケリー・ブラックシアー・ジュニア

 男子バスケBリーグ1部(B1)の新シーズンがいよいよ開幕した。群馬クレインサンダーズは10月4・5日、シーホース三河とアウェーで対戦し1勝1敗でスタート切った。チャンピオンシップ(CS)優勝を目標に掲げるサンダーズのB1で5季目の挑戦が始まった。
(文/松本純明 写真提供/群馬クレインサンダーズ)

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初戦は快勝するも、2戦目は守備が機能せず完敗

中村拓人

 サンダーズは昨季 、「ディフェンス」「リバウンド」「3P(ポイント)」を重点課題にチームを補強し、広島をチャンピオンに導いたミリングHCを招聘しチームを立て直し、B1昇格4年目にして初のCS出場を果たした。チームはこれまでの強化方針を重要な柱としながら、「目標はCS優勝」とし、就任2年目となるミリングHCのもと、強化を図ってきた。初戦にはセンター兼PF(パワーフォワード)のケリー・ブラックシアー・ジュニア、ポイントガード(PG)の中村 拓人、センター兼PFのエージェー・エドゥ新加入の3選手が先発した。試合はケリーが前半だけで11得点を挙げ、36-28とリードし折り返した。後半に入ると一時同点にされたものの、大黒柱のスモールフォワード(SF)、トレイ・ジョーンズの得点で流れを引き寄せ、積極的な守備もあり、75-58で初戦を白星で飾った。
 2戦目はアグレッシブにゾーンデフェンスを仕掛ける相手に対し守備が機能せず、71-98で完敗した。98失点はミリングHC体制では最多失点となった。試合中、何度もボールを奪われ、速攻を許し、フリーの状態で3点シュートを決められる場面も散見した。中村やトレイ・ジョーンズのインサイド攻撃で反撃するも相手の3点シュートの精度も高く点差を広げられた。中村は「この負けを次の試合に生かさねばならない。もう一度、自分たちのやってきたことを見つめ直したい」と振り返った。

選手の組み合わせを試している段階

ミリングHC

 ミリングHCは初戦後、「自分たちの強みであるディフェンス、リバウンドのところでしっかり遂行できたというところが今回の勝利につながった」と話し、 中村のほか、辻直人、藤井祐眞のPG3人をはじめとする選手の組み合わせについては「いろいろ試している段階で、うまくできるように今後もやっていきたい」と語った。2戦目の敗戦では前半だけでターンオーバーが8つ、53失点も要因となったが、これについては「ボールの回りが速いというだけでなくて、選手たちもすごい動いていたなというイメージがとてもあった。そういったところでターンオーバーが起きたが、やはりターンオーバーが起こらないようにボールを大切に扱わないといけないので、コントロールをしっかりできるように次からやっていきたい」と顔を引き締めた。

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