Makers of Melody #4 | 今を信じて楽しむ最高の証

高校1年で結成されたスリーピースバンド「plumberry」。部活での出会いや偶然のサポート参加から始まった3人は、仲間と一緒に音を鳴らす楽しさを原動力に、明るくハッピーな曲調と、ライブではお客さん一人ひとりを巻き込んで盛り上げるパフォーマンスで、多くの人を笑顔に。
インタビューでは、音楽への思いからライブで大切にしていること、そして卒業後の新たな挑戦まで、等身大の言葉で語られる彼女たちの音楽への想いとは。

前回のOTOMACHI以来の取材ですね。お久しぶりです。改めて自己紹介をお願いできますか?

ひめの:plumberry(プラムベリー)のドラムのひめのです!

ゆうな:ギターのゆうなです。

さら:ベースボーカルのさらです。

結成してからどれくらい経ちましたか?

ひめの:plumberryの結成は高校1年の冬頃なので2年目です。

ゆうな:最初は部活でバンドを組んだので別の人もいたんですけど、続けていくうちに今の形になりました。

さら:私はもともとサポートとして参加してました。

目次

上を目指す為に作り出した自分たちの曲

オリジナル曲を作ろうと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

ゆうな:先輩から「大会で賞を取っていくならオリジナル曲があったほうがいい」ってアドバイスをもらって。

ひめの:そもそも高校生でオリジナル曲が作れるんだってビックリしました。先輩が部活の時に普通に弾いてて、「なんの曲なんだろう?」って思ってたらオリジナル曲で。

最初の1曲目はすんなり作れましたか?

さら:作れなくてめっちゃ焦ったよね。

ゆうな・ひめの:うん。

さら:授業中も考えたり(笑)

ゆうな:作詞は出来たけど、作曲が難しくて。口では言えるけど。

ひめの:作詞は自分たちで出来たけど、作曲は先輩とかライブハウスの人の力も借りました。

初めて完成した時はどう感じましたか?

さら:最初はピンとこなかった。

ゆうな・ひめの:わかる(笑)

さら:「これでいいのかな?」って感じでしたけど、やっていくうちに「めっちゃいい曲!」ってなりました。

ゆうな:高校生っぽくていいよね。歌詞的にも。

ひめの:ハッピーで明るい感じ。

10月に1st EPが発表されましたが、CDに収録される2曲も同じようなスタイルで作りましたか?

ひめの:作曲は前のと同じようにバンドで、歌詞はさらを中心に書きました。

ゆうな:一部だけちょっと変えてもらう事はしましたけど。

さら:自分で書いた歌詞を最初は発表するのが嫌で、不安もあったんですけど、みんなの案と照らし合わせたりしたら「これ!」って言ってもらえて安心しました。大会とかで歌ってると「いい曲」って言われるので、今では自信を持ててます。

出会いのきっかけ

高校でバンドを始めようと思った理由を教えてください。

ひめの:私は元々ドラムをやっていたのでバンドが出来る高校に決めていて、軽音部があるところしかないって、迷わず決めました。

ゆうな:私は全然バンドも楽器も興味がなかったんですけど、部活見学で先輩のバンドが演奏してるのを見て「めっちゃかっこいい!」って思ってたらひめのと出会って。何回か話してるうちに入ろうって決めました。そこで見たバンドのギターボーカルの人に憧れてギターを始めました。

さら:元々写真を撮るのが好きで写真部だったんですけど、メンバーから「ライブやるからサポートで入って」って誘われて軽いノリで参加したんです。でも、初めて出たライブハウスのライブでお客さんのノリとか掛け声がすごく良くて。「バンドやるのってこんなに楽しいんだ!」って分かって、そこからすぐ「pumberryに入りたい!」って言って参加しました。

ひめの:うちらにはもうさらしかいないって確信してました。

バンドを続ける原動力はどんなところにありますか?

さら:仲間と別れたくないって思いが強いです。バンド楽しい!って思いもありますけど、出会った仲間と離れるのが嫌で続けて行きたいって思ってます。

ゆうな:ここまでやってるから辞めるわけにはいかないなって。

ひめの:お客さんとか、いつも見てくれる人のためにも続けたいよね。

ライブで大切にしていることはありますか?

ひめの:私たちは盛り上がりを大切にしていて。MCとか、曲でお客さんが盛り上がれるように考えて、一緒にのれるような曲を作っていきたいかな。

さら:人の顔を全員見るようにしてます。タオルを使ったりお客さんをのせる曲をやるときは「やりますよー!」って一人ひとり顔を見てやってます。あとは笑顔を忘れません。

これからのバンド活動について、どんな展望を持っていますか?

さら:高校生達に見てもらえるようなバンドになりたいです。

ひめの:憧れられたい!

ゆうな:たしかに。

さら:私達も高校生でバンドを始めたので、卒業しても続けてるって事を高校生に見てもらいたいです。「私もplumberryになりたい」っていうバンドが出てきて欲しいです。

さら:私達も先輩に憧れてバンドを組んだので。

ゆうな:plumberryに憧れてフォーク部に入りましたって後輩もいるので嬉しいし、もっと続けようって思います。

卒業後の活動については、どのような気持ちでいますか?

ゆうな:行ったことないライブハウスでやってみたいです。

ひめの:今は足利が中心だから。

ゆうな:もっと県外とか行ってみたり。都内とかのライブも誘われたりもしましたけど。

ひめの:千葉とかもあったよね。

ゆうな:今は誘われる側だけど、自主企画とかやってみたり。“高校生”というのが無くなるとどうなるんだろうって不安はありますけど。

さら:大人になったからこそ車で行くような遠いところとか。

ひめの:旅したいよね。

Profile
plumberry

2023年に結成された、栃木県内を拠点に活動する高校3年生ガールズバンド。
地元・足利で開催される高校生バンドコンテスト「OTOMACHI」ではグランプリを獲得。さらに高校生軽音部コンテストでも数々の賞を受賞し、その確かな実力と存在感を示す。

ポップでありながら力強いサウンドと、等身大のメッセージを込めた楽曲が特徴。ライブでは同世代の共感を呼び、世代を超えて心に響くパフォーマンスを届けている。

2025年3月、待望の初オリジナルCD「me!」をリリース。
@plum_berry11
instagram
Youtube

Information

2025.10.19(sun) 1st EP”17″release まだまだ続くぜ青春!

SOUND HOUSE PICO
〒326-0814 栃木県足利市通1丁目2685-1 2F
https://www.soundhousepico.com/

Tapik
シュガーパンチ
3flower
ルミナス
LASTBLUE
plum berry

OPEN15:00/START15:30
Ticket1500+D
Student1000+D(500)

2025.11.1(sat) たんたん祭り2025 〜彩の秋 おいしさいっぱい 花火もいっぱい〜

高根沢町立東小学校跡地
〒329-1225 栃木県塩谷郡高根沢町大字太田715番地
https://www.town.takanezawa.tochigi.jp/kanko/event/tantanfes2025.html

開催時間
11:00〜19:00

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この記事を書いた人

minimuのカメラマンです。
栃木県南あたりで写真と動画を撮影しています。
仲良くしてください。

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