B1 5年目は8連勝でシーズン序盤を終える | GUNMA CRANE THUNDERS News

バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の群馬クレインサンダーズは11月15、16日、アウェーFE名古屋と対戦、連勝で8連勝を果たした。通算成績は12勝6敗で順位は東地区4位。開幕から2カ月、18試合を終えチームは好調を維持したまま11月を終え、バイウィーク(リーグ中断期間)に入った。次節は12月6、7日にアウェーで富山と対戦する。
(文/松本純明 写真提供/群馬クレインサンダーズ)

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18試合中、アウェー13試合の厳しい日程ながら、好調をキープ

加入直後から先発として躍動する中村拓人(6)

 FE名古屋戦、初日は第3クオーターまで得点を決めきれない場面が多くリードを許したが、粘り強い守備で耐え第4クオーターで逆転、73-67で接戦を制した。2日目は守備から攻撃へのリズムがよく、第3クオーターで一気に突き放し、最終的には103-78と今季初の100点ゲームで快勝した。今季はここまで13試合がアウェーという厳しい日程だったが好調を維持したまま11月を終えるかたちになった。
 今季のサンダーズは昨季から継続して「ディフェンス」「リバウンド」「3P(ポイント)」を重点課題にチームを補強し、カイル・ミリングヘッドコーチ(HC)とともに広島でリーグ制覇を達成したポイントガード(PG)中村拓人、センター兼PF(パワーフォワード)のケリー・ブラックシアー・ジュニアを獲得。指揮官のスタイルを熟知している2人は即戦力として活躍、これに同じく新加入のエージェー・エドゥが加わり、新たな先発陣を形成しスタートダッシュに成功した。特に中村の加入は今季も健在の3ポイントシューター3人衆(辻直人、藤井祐眞、細川一輝)ともに3ポイントシュートの破壊力に厚みを持たせ、早くもチームにフィットした。シーズン開幕当初、ミリングHCは「チームにはさまざまオプションがあるのでこれから試しながらやっていきたい」と話していたが、11月に入ると中村、辻、藤井といった日本人3選手が先発するようになり、チームに勢いを持たせている。

日本でもプレー経験豊富なテレンス・ウッドベリーが加入

シュートを放つ新加入選手、テレンス・ウッドベリー(30)※群馬クレインサンダーズ提供

 11月に入り、チームにさらなる強みが加わった。日本でもプレー経験が豊富なベテラン、テレンス・ウッドベリーの加入だ。
 38歳のウッドベリーは、203センチ103キロのスモールフォワード(SF)兼パワーフォワード。日本では琉球ゴールデンキングス、滋賀レイクスターズ(現滋賀レイクス)、浜松東三河フェニックス(現三遠ネオフェニックス)、バンビシャス奈良、熊本ヴォルターズ、香川ファイブアローズでプレーした経験を持つ。2024-25シーズンは信州ブレイブウォリアーズに在籍し、レギュラーシーズン49試合の出場で1試合平均17.1得点6.0リバウンド2.5アシストに39.7パーセントの3ポイントシュート成功率を記録している。
 ウッドベリーは「群馬クレインサンダーズファミリーに加わり、この素晴らしい組織とコミュニティを代表してプレーできることを本当に光栄に思います。バスケットボールは私に多くのものを与えてくれました。今シーズン、チームが新たな高みに到達できるよう、自分のすべてを捧げたいと思います」とコメント。加入直後から活躍している。

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