マルシェ・保護犬猫の譲渡会『大日様の縁結び』 新しい家族の出会いとマルシェで笑顔の一日

 大日様の呼び名で地元民から親しまれている、国宝 鑁阿寺(足利市家富町2220)で12月7日、マルシェ・保護犬猫の譲渡会『大日様の縁結び』が開催された。主催は大日様の縁結び レインボーチーム。第4回目となる今回は、障がいがあり動物を飼えない人を対象とした、セラピー犬とのふれあいコーナーも30分間と限られた時間だが開催された。
 参加保護団体は「しあわせのかけ橋 栃木」「ハッピーテイルズ」「はちれく保護犬の家」「栃木ねこのいえ」「Animal Aid Circle Dog-Nuts(ドーナッツ)」「ホゴケンノファミリー」「認定NPO法人もりねこ」の7団体。マルシェにはオシャレな雑貨やサステナブルな日用品など物販が21店舗。フードはオーガニックな食材を使った料理やドリンク類など17店舗が出店。こちらも多くの人で賑わいを見せていた。ペット同伴の来場者も多く、飼い主同士、ペット同士の交流も楽しんでいた。

 東京都大田区から参加した保護団体の「ドーナッツ」の代表 中川正克さんと預かりボランティアをしている方に話を聞いた。「ここにいる犬たちは、飼育放棄で当時はケガや病気を放置したままの状態だったり、迷子や野犬として保健所に収容されていたりと、さまざまな状態で保護されています。それまでの環境によって、臆病になったり、人に慣れない犬もいますが、私たちは個人の預かりボランティアとして、自宅で犬たちと生活をしながら、犬たちの新しい家族を見つける活動をしています。」
 「今回参加しているセピア(5歳)は3ヶ月の頃から預かっています。ちょっと臆病ですが可愛いですよ。信くんは、別会場で顔合わせをして、今回譲渡が決まりそうです。」次回は2月1日(日)川越ハウジングステージの譲渡会に参加する予定とのこと。

 同じく保護団体の「はちれく保護犬の家」の代表長谷川さんは「当団体は、5年前から那須塩原市で活動しているのですが、野犬が減らない現状があります。今回は犬猫共に4匹ずつの参加です。その他の犬猫は写真やSNSで情報発信をしています。」同譲渡会には初回から参加しており、今回は来場者も多くてよかったと笑顔を見せていた。
 また、秋田犬を連れた、佐野市在住の保護犬の預かりボランティアをしている方は「秋田犬で推定4歳の虎龍(こたつ)です。この子はセンターで殺処分になる寸前に引き取りました。3年になります。人が大好きでおとなしいいい子ですが、大型犬なので里親探しは難しく、先住犬と2匹の秋田犬を育てています。殺処分を免れた運命的な犬です。」と目を細めていた。
 会場には、柔らかい笑顔の人が溢れており、これはこの場にいる犬猫の癒しのパワーにある気がする。栃木県の保護犬は全国でも多い方だという。飼い主のいない犬猫が、一日も早く新しい家族に出会えることを祈るばかりだ。

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この記事を書いた人

松尾幸子のアバター 松尾幸子 minimu 編集人・ライター

タウン情報誌の編集を経て、minimu 創刊号(2024年1月号)より、フリーの編集人・ライターとして活動中。地域の皆さんに良質で明るい情報を届けるべく、編集・取材を続けています。
逆境には強いが涙腺は弱い。スポーツジムが憩いの場です。
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