目次
尾上明範|足利に縁あるシンガーが届ける、軽やかな音と言葉
島根出身・東京在住のシンガーソングライター尾上明範さんが登場。
軽快なギターと爽やかな歌声が会場に心地よく響き、観客の耳と心をそっと癒してくれました。
初めて足利でライブを行ったのは、菓子工房シトロンプラリーネ。そして偶然にもその場所は、今回の会場でもあるartspace & caféとGRIMM CAFE’のちょうど間にあり、まるで街に導かれるような縁を感じさせます。
現在も定期的に足利でライブを行っており、5月には大町のお好み焼き店「いろり」でのライブも予定。
この日披露された「蛍の詩」は、名草のホタルをモチーフにした一曲。自然と共にある優しい歌声が、静かな感動を会場に届けました。



ルミナス|爽やかな歌声とバンドサウンドが描く疾走感
爽やかな歌声を支えるバンドサウンドが魅力のグループ。
ただのポップでもロックでもない、独自の疾走感と世界観を作り上げ、観客を自然と引き込むステージを披露しました。





林龍佑|情景を描く歌声、ソロとしての新たな一歩
元「fusen」のギターボーカル、林龍佑さんが登場。
バンド時代と変わらぬ力強さと繊細さを併せ持つ歌声は、一人になっても健在で、聴く人の心に鮮やかな情景を描き出します。
高校生から続けたバンドを卒業し、改めて音楽と向き合う中で生まれた新たな楽曲。
これからのソロ活動に大きな期待が集まります。


今回紹介した9組のアーティスト以外にも、足利SSSには多くの魅力的な出演者が参加していました。それぞれの会場で個性あふれるステージが展開され、まさに音楽と街が一体となる一日に。足利SSSは今後も、アーティストと観客、そして地域をつなぐ場として進化し続けていくことでしょう。
文・写真/浦嶋大威介