4月26日、佐野駅から南東に歩いて10分程の「二条通り」で、本のみの市が開催された。昭和のレトロ感漂う路地裏、空き地には、たくさんの古本が並べられ多くの人達が集まっていた。
イベントのコンセプトは、~街のスキマに明かりを灯し、再び人が集う場を~で、ぱっと二条プロジェクトが立ち上げた。周辺の飲食店との連携でこの通り一帯がブックカフェに演出され、ゲストハウスでは雑貨類が展示されキッチンカーも出店していた。
街の書店が減少するなかで、経済産業省が書店振興プロジェクトチームを発足させ書店の再生に取り組んでいるが、知的空間が広がる場所で探していた本を見つけた喜びと、手に取って見たときの温もり感は誰もが経験あるかと思う。素敵な本との出会いで知的好奇心を広げるのは良いことだと思う。
こうしたイベントが市街地再生に向け、人を呼び込み新たなコミュニティを創り出す拠点となることを期待したい。
(読者投稿:タッチ)








