名草の農産物を活用し名草七味の辛ピーナッツ 販売開始

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里山地域活性化事業

 足利みらい応援大使でナチュラルチャイニーズエッセンスのオーナーシェフ・薮崎友宏さんが足利の地元企業や農家などと連携して立ち上げた食のブランド「あしかがヌーボー」の第4弾として「名草七味の辛(しん)ピーナッツ」を開発。販売を開始した。
「足利マール牛肉まん」、火鍋用スープ「名草生姜の薬膳火鍋」、「名草米のしょうが粥」に続くもの。第2弾からは地域資源を活かした持続可能なまちづくりをめざした里山活性化事業(地方創生推進交付金事業)を活用して、名草地区に拠点を構えて活性化に取り組む集落支援員がコーディネーターとなり、食材の選定などを行い製造元の「ふ~でゅ~す」(昌平町)代表の吉田茂隆さんと連携して開発を進めた。
 第4弾では、名草地区の新名産品として期待が持たれるユズに着目。これに名草産の金ごま、唐辛子、ショウガ、シイタケ、ウコンに市内にある企業がつくる花椒を加え、七味を絡めた中国の定番おつまみというマーラーピーナッツをイメージし、吉田さんと検討を重ね新商品をつくりあげた。
 3月14日には名草ふるさと交流館で説明会と試食会が行われた。薮崎さんは「足利にはワイナリーがあり、クラフトビールも作っていてお酒のイメージも強いので、花火大会のときにお酒と辛ピーナッツを持って、というイメージを描いてつくりました」と説明。試食した関係者は「とても辛いがあとをひくおいしさがある」と話し、「結果的に、名草の七味を製品化する可能性も見いだせた」という。
 また、食材を提供した地元農家は「農家は商売下手なので、こうして活用してもらってありがたい」「サルの被害が大きく、被害にあいにくい金ごまを作っています。それを使ってもらいうれしい」などと話していた。
 パッケージデザインをクリエイティブディレクター・玉村浩一さんが手掛けた同商品は1パック150㌘で価格は980円(税込み)。同市昌平町の味工房ふ~でゅ~す(電0284-55-5930)で取り扱っている。

味工房ふ~でゅ~す
〒326-0813
栃木県足利市昌平町2364-4飯嶋商店ビル1階西
[営業時間]10時~17時 月曜定休
TEL 0284-55-5930
FAX 0284-55-5930
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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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