ここ10年の間に足利市へ移住してきた仲間でつくる「からりこ舎」(木村沙和代表)は4月19日、あしかが移住者倶楽部が「アートと足利~シェアアトリエの人々」を同市通五丁目のシェアアトリエ、スタジオニューサンレーで開催。東京都在住者の参加もあり、版画のワークショップなどを通じて和やかに交流した。
からりこ舎は地域おこし協力隊員として市外から移住し、その後も市内で活躍する木村さん、秋山佳奈子さん、後藤芳江さんとゲストハウスを営む早川恵理子さんの4人で移住促進や地域の活性化に取り組もうと結成。「移住してから繋がれる場や情報を共有できる場」づくりとともに足利への移住に興味のある人への情報提供の場として2年前に同倶楽部を初開催。以後定期的に開催している。
5回目となる今回は足利市内の大久保分校スタートアップミュージアムディレクターを務める秋山さんをゲストスピーカーに移住してきたアーティストが作ったシェアアトリエで交流をと開催。参加者はアトリエ見学や近況報告、秋山さんの指導で版画制作などを体験した。
東京都からは墨田区でフードドライブなどさまざまなボランティア活動を行っている荒川春子さんらが同市名草地区での農業体験で足利に興味を持ち「足利や名草をもっと知りたい」と参加。また、今年度から新たに着任した地域おこし協力隊員、移住支援員も参加。予定していた2時間はあっという間に過ぎ、参加者は「楽しかった」と口をそろえていた。
