友だちづくり、工作、郷土学習通しユネスコ精神を学ぶ・市内児童76人が参加

 足利ユネスコ協会(岡村静幸会長)主催の第66回足利ユネスコ学校が7月28日から8月1日までの5日間の日程で、足利市助戸仲町の助戸公民館を主会場に開かれ、市内の小学3~6年までの児童76人が参加。友だちづくりや文化財めぐり、工作、実験などを行った。
 同学校は夏休みを利用して市内の小学生に国際理解や国際交流などの教育を行い、ユネスコ精神を学んでもらおうと1960年を初回に実施しており、同市内の子どもたちに人気の〝学校〟だ。
 初日の開校式では岡村会長がユネスコの役割を説明したうえで「どうすればもっといい世界をつくれるかを一緒に考えられたらいいなと思っています」とあいさつ。その後、各学年別にユネスコについての理解と知識を深めた。6年生は広島、長崎の原爆被害の写真を見て、説明を受けながら改めて平和の大切さを学んでいた。
 2日目以降は文化財めぐりや廃油を使った石けんづくり、科学を利用した工作、史跡足利学校や鑁阿寺の絵を描いたり、民話や音楽などを楽しんだ。

初日はユネスコの精神や平和の大切さを学んだ(足利市、助戸公民館で)
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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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