足利文化協会(服部綾子会長)の設立50周年記念式典・アトラクションが1月25日、足利市朝倉町の足利市民プラザ(あしかがフラワーパークプラザ)で開かれ、記念表彰などが行われた。
同協会は1974年5月に同市内の文化団体で設立され、以後、周年記念事業やチャリティーのつどい、文化講演会、両毛5市・栃木県南文化協会交流事業、足利薪能など多彩な伝統文化事業を実施してきた。現在、舞台、展示、文芸等の各部門と個人会員など約2100人が所属し、地域の文化振興を担っている。
式典で服部会長は「先人が気づいてきた多様な文化芸術を次世代につなぐこと、それこそが私たちの使命であると思っています」とあいさつ。早川尚秀市長、横山育男市議会議長が祝辞を述べた後、記念表彰が行われ、功労のあった35人と特別功労団体3団体が受賞した。
アトラクションでは特別功労団体の和太鼓集団黎明座、足利少年少女合唱団、足利市八木節連合会が演奏や歌を披露した。また、ロビーでは同協会50周年の歩みを紹介するパネル展示も行われ、来場者は足を止めて興味深そうに見入っていた。
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