10月25日(土)は、あいにくの小雨に気温も低めと、ビールフェスにはちょっと不向きな天候だった。しかし、クラフトビールファンは国宝鑁阿寺で、お気に入りのクラフトビールと料理をおおいに楽しんでいた。昨年に続き2回目となる同フェスは、両毛地域のブルワリー8社と、キッチンカー10台が参加。
出店ブルワリーの「Bryü(ブリュー)」「油伝麦酒」の方たちはともに、天候のわりには人出はあると思うと語っていた。
来場者の1組は「家族3人できました、私は足利在住ですが、子どもたちはそれぞれ地元を離れて生活しています。クラフトビールフェスティバルがあるからと伝えると喜んで集まってくれました」と料理とビールの味に、大満足と笑顔を見せていた。
主催者・両毛クラフトビールフェスティバル実行委員会の石井敏之さんは「天候が大きく影響して、前回の2割程度の人出となってしまいました。こればかりは…。春に私が主催しているクラフトビールフェスティバルは、栃木県内のブルワリーのみで、開催日程は6月の第1土曜日で、開催場所は鑁阿寺と固定しています。しかし、今回2回目となった『両毛クラフトビールフェスティバル』は、群馬県側のブルワリーも参加しているので、開催場所については変更も考えています。
クラフトビールは、できる限り地元産の原料を素材として製造しています。地産地消で地元を盛り上げたい。これを基本コンセプトとしていますから、これからもビールの力で多くの人を集めたいと考えています。」と今後の構想も語っていた。


