道の駅がない足利市に道の駅ができたら…。そんなコンセプトで誕生した『道の駅 わたらせ』。場所は昨年12月にオープンした『わたらせリバープラザ』。同プラザは、市民・観光客・サイクリストたちが滞在できるほか、子どもたちの職業体験スペースなどもある。
天候に恵まれた5月5日は、朝から約2,000人の利用者が訪れ、屋内出店33店舗、屋外のキッチンカーなど9店舗には行列ができるほどの盛況ぶり。
「『道の駅 わたらせ』は今回が初めてのマルシェですが、なかなかの手応えを感じています。店舗前に行列ができているのを見て感動しています。『わたらせリバープラザ』を周知させる目的での開催でしたが、駐車場には他県ナンバーもあり、市外から訪れている様子に、このマルシェが地元を含め、広域の方々の役に立っていることを感じます。今回はここ一箇所ですが、ゆくゆくは市内で数カ所同時開催をして、周遊型の道の駅として広めたいと考えています」と、実行委員の一人で同プラザの館長でもある高橋嶺さんは語る。
渡良瀬川を望む同プラザの南側は緑の芝生で埋め尽くされ、「ピクニック気分で楽しいです!」とレジャーシートを広げて寛ぐファミリーや、愛犬とのんびり散歩をする飼い主など、思い思いに楽しむ姿があった。また、モルックの無料体験コーナーも設けられ、2024年のモルック世界大会に出場した足利市のチームのメンバーの一人が、ルールやコツを教えていた。当日、同プラザに隣接する会場でモルックの大会も行われていた。



「ここでイベントなどがあるとよくきています」愛犬・鼓福(こふく)君と飼い主の女性

