使い捨てコンタクト空ケースを回収、再資源化・足利市とHOYAアイケアカンパニーが協定

 プラスチック製廃棄物の削減と再資源化を目的に足利市とHOYAアイケアカンパニーは3月11日、使い捨てコンタクトレンズ空ケースの回収に関する協定を結んだ。栃木県内では初の実施で、市内24カ所の公共施設に専用の回収ボックスが設置され、回収が始まっている。
 コンタクトレンズ販売を手掛ける同社では「アイシティecoプロジェクト」を展開しており、空ケース回収、再資源化もそのひとつ。空ケースは無色透明のポリプロピレンという単一素材で作られリサイクルに適したものということで、回収後は再生事業者により再資源化され、家電製品や自動車部品などに生まれ変わるという。また、同社では事業者への売却で得た対価を全額、日本アイバンク協会に寄付している。
 足利市では2028年に予定されるの新クリーンセンター稼働に合わせ、プラスチック類を資源物として扱うことになり、今回の回収は事前の市民意識醸成にもつながると期待する。
 専用の回収ボックスは同社が用意。市役所や全公民館、図書館、生涯学習センターなどに設置されている。回収する空ケースのメーカーは問わない。

市役所1階に設置された回収ボックス
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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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