第72回全国文化財防火デー(1月26日)に合わせ、足利市の文化財消防訓練が同23日、史跡足利学校や足利織姫神社で放水訓練などが実施された。
同訓練は文化財愛護と防火意識を高めることを目的に毎年実施されており、実際に消火や参加者の避難誘導などの訓練を行うことで実際の火災に備える。
同学校での訓練は近隣で火災が発生し、類焼の恐れがある状況を想定して実施。火災の発生を確認すると119番通報と参観者の避難誘導が行われ、自衛消防隊が敷地内に設置された消火栓に手際よくホースをつないで放水を開始。市消防もすぐに駆け付け、署員も放水を行った。
このほか、かやぶき屋根に設置されている消火装置のドレンチャーからも一斉放水。復原建物方丈など茅葺き屋根は来年度以降、ふき替えを予定しているほか、消火設備も変更が予定されており、ドレンチャーによる放水は今回が最後となる。
訓練は一般公開されており、今回は近くの大町保育所の5、6歳児9人が見学に訪れ、「すごいね」と真剣に見入っていた。
同校の過去の火災は1500年代、1700年代、1800年代に計4回発生しているという。




