3500人が楽しく歩く・あしかが春ウオークにぎやかに開催・関連イベントでさらに盛り上げ

 2024足利春まつり(同まつり実行委員会主催)のメーン行事のひとつ「第4回あしかが春ウオーク」が4月29日、渡良瀬川左岸中橋緑地多目的広場を発着点に行われ、参加した市民ら3500人が〝謎解き〟や〝探検〟といった工夫を凝らして用意されたコースをそれぞれのペースで楽しく歩いた。
 同ウオークは1970年から形を変えながら実施され、通算して今年で41回目にもなり、市民の間に定着し親しまれている。今回は市内中心街の寺社や観光施設などをめぐり、チェックポイントで文字を集める「まちなか謎解きコース」、足利のウオークイベントの原点といわれる第1回わたらせウオークのコースを再現した「わたらせ探検コース」を用意。当日受け付けで実施した。
 オープニングセレモニーでは同まつり実行委委員長の足利商工会議所・相馬稔会頭が「自然、歴史、文化とふれあいながらすがすがしい汗を流してください」、早川尚秀市長も「きょう一日、楽しく過ごしてください」と参加者を激励。参加者は架け替え工事が進む中橋を見ながら一斉に歩きだした。
 まちなかではチェックポイントの各所で関連イベントが行われ、より参加者の気分を盛り上げた。わたらせコースを選んだ市内の60代女性は「のんびり歩くぜいたく気分を楽しみたい」と笑顔で歩を進めていた。
 発着点の同広場では、ふれあいマルシェ「ヤングヤング春まつり」も開かれ、お菓子釣りやスーパーボールすくい、型抜きなど〝縁日メニュー〟が提供されたほか、パトカー、消防車、自衛隊車両の働く車展示なども行われ、子どもたちに大人気。また、高校生バンドの演奏や健康づくりブースもあり、同広場でゆっくりとくつろぐ人たちの姿も見られた。

スタート前は全員で準備体操
春ウォークスタート!
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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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