第48回足利尊氏公マラソン大会晩秋の足利路を4,300人が駆け抜ける 俳優・山中柔太朗さんがスペシャル応援サポーターとして参加

 『第48回足利尊氏公マラソン大会』が11月2日、足利市総合運動場陸上競技場(足利ガスグラウンド)で開催された。同市出身の、ダンスボーカルグループ「M!LK(ミルク)」のメンバーで俳優の山中柔太朗さんが、スペシャル応援サポーターとして参加し、多くの来場者から声援を受けていた。

 今大会は前回より740人増え、全国から4,294人のエントリーがあった。5コース(ハーフコース、10キロ、5キロ、3キロ、3キロペア)が設定され、3歳からシニアまでのランナーが、紅葉で美しいまちなかや、渡良瀬川沿いのコースを力走した。

スペシャル応援サポーターの山中柔太朗さん

 ゲストランナーとして、同市出身で4年連続箱根駅伝の経験もある俳優の西田隆維さん、同大会の第1回から出場している大金一幸さん、同市出身の人気ユーチューバー「ジャスティスター」から、なおさん、ごうきさん、らいおさんが出走した。大会のオープニングでは、世界最大級のインディーズ・アーティストのライブコンテスト「エマージェンザ2025」で準優勝した「LiberaMe(リベラメ)」が演奏。また同大会ではお馴染みのタレントの勝俣州和さんも、ランナーたちに応援の声を届けていた。

3キロコースを力走
3キロペアコースの皆さん
競技開始ハーフコースのスタート
表彰式、3キロ女子中学生
表彰式、10キロコース男子30代
完走賞「大会オリジナルフィニッシャーズタオル」女性は10キロを完走!

 コースのスタート付近と表彰式会場には、同市をホームタウンとして活動しているバレーボールチーム(栃木県初のVリーグチーム)「Reve’s(レーヴィス)栃木」から藤巻睦さん、十文字龍翔さん、架谷也斗さんの3選手の姿もあった。今回はランナーの応援と表彰式のプレゼンターとして活躍していた。

 同大会の楽しみの一つに「仮装大賞」がある。今回のエントリーは34チーム、仮装をして参加したランナーに来場者が投票し、特別賞、優秀賞、最優秀賞を決める。最優秀賞は、今回で見事8連覇を成し遂げた『沖縄大好き四世代』の勝又美容室代表 勝又敬子さんを中心とした親子四世代のチーム。沖縄の伝統芸能のエイサーで道化役となる「チョンダラー」をモチーフにした強烈なキャラクターがひときわ目を引いていた。

 ゴールした一般ランナーの女性は「10キロのコースを走りました。今回が4回目の参加でタイムは40分です」爽やかな笑顔で答えてくれた。小学2年生の女の子とママは今回が3回目、3キロペアでの参加。女の子は「楽しかったけど、疲れた~」。ママは「年々記録が良くなるので、成長がわかって嬉しいです」と、にこやかに語ってくれた。

 スペシャル応援サポーターの山中さんは、俳優として話題の映画やドラマに出演し、さらにアーティストとしても注目度がアップしている。先ごろ「とちぎ未来大使」にも任命され、栃木県の魅力発信に期待が集まる。大会当日は、ランナーの応援及び、表彰式におけるプレゼンターとして、各上位入賞者に「お疲れ様でした。素晴らしい走りに感動しました。」と言葉をかけていた。さらに、サイン入りグッズ抽選会では、サインの入った大会Tシャツの当選者5名の名前を読みあげると共に、ランナーやファンを前に「一緒にこのマラソン大会を盛り上げられて嬉しい」と笑顔で語っていた。

 同大会に参加経験のある山中さんは「この競技場にはたくさんの思い出があり、ここに帰ってくることができ嬉しいです。足利でこのようなマラソン大会が開催されていることを誇りに思います。参加できてよかったです。また、足利はまち全体で僕を応援してくれているのでは、と感じられるくらい温かくて、僕は幸せ者だなと思っています」と柔らかな笑顔を見せていた。大会の最後、メインステージから山中さんが去るときには、ステージ前から「おかえり!またきてね!」の声が上がり「また来るよー!」と山中さんの声が会場に響いた。 

企業ブースの「花・花薬局」
『沖縄大好き四世代』
チョンダラーをモチーフにした強烈なキャラクター
沖縄の元プロボクサー具志堅用高?
最優秀賞を受賞し、涙にむせぶチョンダラー
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この記事を書いた人

松尾幸子のアバター 松尾幸子 minimu 編集人・ライター

タウン情報誌の編集を経て、minimu 創刊号(2024年1月号)より、フリーの編集人・ライターとして活動中。地域の皆さんに良質で明るい情報を届けるべく、編集・取材を続けています。
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