おすすめの本はこれだ・小中学生が熱く伝える第4回ビブリオバトル・会場は足利学校

 第4回足利市ビブリオバトル小・中学生の部(足利うちどく推進委員会、市教育委員会主催)が10月11日、同市昌平町の史跡足利学校方丈で開かれた。参加した小学生5人、中学生5人は来場者に向けて自分が「おもしろい」と思った本の魅力を熱を込めて伝えた。
 同バトルは本の紹介コミュニケーションゲームで、子どもたちの本や読書への関心を高めようと開催している。今回は「自学自習の拠点で特別な場所」という同学校を初めて会場に使用。また、まちまちだった開催時期も読書週間(10月27日~11月9日)に合わせる形にした。
 同推進委員会・桑山弘和委員長が司会を務めたバトル。出場者は5分の持ち時間で自分が面白いと思ったポイントなどを紹介。これに対するディスカッションでは聴講者からいくつも質問が出るなど盛り上がった。最後に出場者、聴講者で「どの本が一番読みたくなったか」を投票し、「チャンプ本」を決めた。中学生の部の参加者は「緊張したけど楽しかった」と口をそろえ、チャンプ本に輝いた本を紹介した中学生は「私の好きがみなさんに伝わったのかなと思ってとてもうれしい」と笑顔を見せていた。

熱心におすすめ本の魅力を伝える中学生たち(足利市、史跡足利学校で)
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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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