足利市川崎地区のシニアクラブ(老人クラブ)の川崎町曙クラブ(江原福太郎会長)主催の「三世代交流もちつき大会」が12月13日、同町自治会館前広場で行われ、地域住民らでにぎわった。
同大会は今回で4回目。新型コロナウイルス禍で途絶えがちになった地域の交流を復活させようと同地区の自治会、育成会とともに開始。同様のイベントに県唐人クラブ連合会の元気シニア活動推進事業モデル事業にも採択されたマルシェがある。
当日は、もちつき前に小学生たちは地元の歴史について学習。熱心にメモを取る子どももいた。おまちかねのもちつきはもち米をほどよくついたところでバトンタッチ。順番で一人10回ほど杵を振るった。
つき上がったもちは同クラブの女性たちがきな粉やあんをまぶしたり、けんちん汁に入れて提供。川崎地区独特というおろし大根にしょうゆと砂糖を加えた「辛味もち」もあり、みなおいしそうにほおばっていた。
江原会長は「子どもと一緒に保護者の人もたくさん参加してくれてうれしい限りです。今後も続けていきたい」と笑顔を見せていた。




