8月29日(校内公開)・30日(一般公開)の2日間、栃木県立足利高等学校で『足高祭』が開催された。新校舎になって初めての足高祭は、現在開催されている『大阪万博』にちなみ、各学年の教室を万博のパビリオンに見立て「足高万博」として開催。各クラス、部活動などの色を際立たせた作品・企画がズラリと揃っていた。
足利祭実行委員長の神山 心絆さんに話を聞いた。

「足高祭の準備から実行委員長として、学年の垣根を超えた、縦割りの仲間を意識してまとめてきました。一番見ていただきたいのが、新校舎の吹き抜けのスタイルを利用した各クラスの展示です。上から見たときの眺めはすごいと思います。二日目の一般公開は、初日よりも良いものになっていると思います。また、思ったよりも来場者が多くて、暑さも含め待機場所については課題があると思いました。しかし、おおむねお客様も喜んでいただけているようです。3年生の催しは特に盛り上がっていました。お化け屋敷はかなりの怖さでした(笑)大人の方も楽しめるものになっています。」足高祭の後は、受験に向けて頑張ると笑顔を見せていた。


「ハイクオリティでしたね。最後に背後から追いかけられるのが怖かったー!」

「各部屋ごとに作り込みが凄くて、学校全体盛り上がってますね」

「娘が合唱部員なので、私(父)と祖父で応援にきました。声がよく通っていましたね。初めて聴きましたがよかったです。」



「1年生の保護者です。ここのプリンは懐かしい味で美味しですよ。3年生クラスはどこもクオリティは素晴らしいですね。先ほど聴いた大階段の合唱もよかったです!」

「化学の先生が担任なので、化学にちなんだゲームやクイズで楽しんでもらっています」

「顕微鏡で血球・ミドリムシ・葉緑体が観察できます。スライムも作れます。」

写真に対する情熱が感じられる作品の数々

「私は35年前に足高にあった鉄道研究部のOBです。今は同研究部の顧問をしています。ジオラマの中を列車が走る風景はいいでしょ」

アリーナ1会場では、かなりの暑さの中、いっぱいの観客が迫力ある演奏に拍手!ライラックの演奏で会場中で手拍子が起こる。

校庭に並んだキッチンカーと校舎の中の飲食店を結んで、甘味や料理を片手に足高生が大活躍



