JA足利(齋藤肇組合長)が市内在住の小学3~6年生を対象に実施している農業体験スクール「JA足利あぐりキッズクラブ」が5月17日、足利市迫間町の尾名川ライスセンターで開校。楽しみにしていたニンジンの収穫は雨のために中止となってしまったが、稲の播種、ナス苗の定植などを体験した。
同クラブはJAグループが進める「くらしの活動」の一環。次代を担う子どもたちに体験を通して食や農に理解を深めてもらうことを目的にしている。今年度は15人の子どもたちが参加。
当日は同センターで開校式、稲について学んでからグループに分かれて、稲の播種体験。今後、育った稲は田植え体験で使用し、刈り取り、JAまつりでの米販売へとつなげていく。ナス苗の定植ではみな支柱立てに挑戦。「難しい」といいながらも手を動かしていた。また、今回、初めて同センター内見学のプログラムが組み込まれ、子どもたちは「大きい」「広い」と驚いていた。

