6年ぶりにお目見え・市指定重要文化財の葉鹿下町の屋台・葉鹿祇園祭で

 葉鹿祇園祭が7月26、27日に足利市葉鹿町の三島神社で開かれ、市重要文化財の葉鹿下町屋台が6年ぶりにお目見え。子どもたちによる祭ばやしの演奏や八木節、落語、フラダンスや伝統芸能などが披露され、大いに盛り上がった。
 下町屋台は1833年(天保4年)作で彫刻は磯部儀左衛門が手掛けたことが分かっている。全長5㍍、全高4・75㍍、全幅2・83㍍。駐車時には左右に幅1・45㍍の張り出しを取り付けることもできる。
 同祭は葉鹿上、仲、下の3町が持ち回りで当番町となり、実施しているが、新型コロナウイルス禍の影響で下町が当番町だった3年前は中止となった。このため当番町前年の昨年「きちんと組み上がるか」と組み立てを行い、確認した。
 葉鹿下町祇園祭実行委員会(委員長・櫻井一男同町自治会長)のメンバーらがちょうちんなどの飾り付けを行い、本番を迎えた。3町の子どもたちが受け継がれてきたおはやしを披露すると来場者から大きな拍手。実行委役員の一人は「6年ぶりで感慨深い。地域のみなさんの協力があってこそ開催できるので、みなさんのパワーを感じます」と話していた。 

6年ぶりに下町屋台を使っての葉鹿祇園祭が開かれた(足利市葉鹿町で)
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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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