足利市と包括連携協定を結び、同市をホームタウンのひとつとするサッカーJ3の栃木シティフットボールクラブが7月27日、同市田所町の総合運動場陸上競技場(足利ガスグラウンド)でサッカー教室を開催。幼稚園年中から小学6年まで210人が参加し、プロリーグで活躍する選手11人と一緒にサッカーを楽しんだ。
栃木シティは昨年5月、同市と青少年育成やスポーツ・文化振興などを通じて持続可能なまちづくりを実現することを目的に包括連携協定を締結。同市を栃木市、壬生町とともにホームタウンのひとつとし、「足利市民で―」の名称を付けたホームゲームの開催、選手が参加してのプログラミング教室などを実施してきた。今回のサッカー教室もその一環。
教室は早川尚秀市長が「楽しく、たくさんのことを学んで思い出をつくってください」と子どもたちにメッセージを送ってスタート。各学年に分かれ、早歩き鬼ごっこ、パス交換からのシュート、練習試合などを実施。こどもたちも選手も笑顔でプレーしていた。
終了時にはフォワードの田中パウロ淳一選手が「この夏休み、サッカーも宿題も頑張ってください」とあいさつし、最後に全員で「宿題がんばるぞ」と声をそろえた。教室後はサイン会も行われ、ハイタッチも交わすなど交流を深めた。
また、教室後には公開練習試合も行われ、多くのファンが来場。競技場周辺にはキッチンカーも並び、イベントを盛り上げた。`

