矢場川小で「カカオに学ぶサステナブル」授業・明治企画監修の教材使用し・全国初の試み

 足利市立矢場川小学校(同市里矢場町、橋本和美校長)で11月7日、「カカオに学ぶサステナブル」の授業が行われ、5年1組の児童23人が菓子、食品などの製造販売を行う明治が企画監修した教材を使い、カカオを取り巻く社会問題と持続可能な未来について学んだ。同授業は全国で初実施。
 足利市立美術館で開かれたザ・キャビンカンパニー大絵本美術展を特別協賛した明治から授業プログラムの無償提供があり、今回の授業が実現した。実施主体は「カカオに学ぶサスティナブル」事務局(ハートツリー内、東京都港区)。
 当日はフリーアナウンサーや保育士として活躍する堀江聖夏さんが〝カカオ先生〟として明治が企画監修し、日本サステナブルカカオ協会が発行した「カカオから考える未来づくりの学習帳」を教材に授業。カカオがチョコレートになるまでの過程やこれからもおいしいチョコレートが食べらるようにするた何ができるかなどを学習。また、カカオ豆が中に入ったカカオポッドも実際に手に取り、においや手ざわりを確かめていた。児童の一人は「カカオがチョコレートなるまでのことが分かって楽しかった」となかなか体験できない授業に満足そうだった。
 同校へはザ・キャビンカンパニーの阿部健太朗さんも9月13日に訪問し読み聞かせや絵本づくりの特別授業を行っている。

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