子どもたちに大人気のイベント、第39回人形劇こどもフェスティバル(足利市みどりと文化・スポーツ財団、市教育委員会主催、桐生タイムス社など後援)が7月6日、同市朝倉町の足利市民プラザ(あしかがフラワーパークプラザ)で開かれ、会場は子どもたちの笑顔であふれた。
同フェスは人形劇の世界を家族で楽しみ、多くの子供たちに夢や感動を与えることを目的に毎年、実施してきているもの。
今回も同市内で幼稚園教諭を務めるマッキーさんの「おやつたーべよ。」でスタート。前列に腰を下ろした子どもたちはマッキーさんが繰り出す手遊びなどに大はしゃぎ。館内に笑い声が響いた。
人形劇団むすび座は「ぞうくんのさんぽ」「ペラがえる」を公演。人形や小道具に不思議な仕掛けもあり、こどもたちは真剣な表情で見つめていた。人形芝居燕屋は今回も文化ホールステージ上に客席を設置して実施。人形劇団とんとは「どろぼうがっこう」などを演じた。
このほか、にんぎょうげきコロン団、人形劇チーム青空共和国、えんがいほいくえんにゃにゅにょ、人形劇サークルやじろべえ、人形づくりワークショップなども行われた。市外から初めて訪れた保護者は「子どもがまだ小さいのでどうかと思いましたが、予想以上に真剣に見ていました」と話していた。

