災害対応力の練度向上図る・今年も災害時情報伝達訓練

 足利市は7月26日、災害(風水害)時における情報伝達訓練を同市本城三丁目の同市役所などで市職員、国、県などの関係機関や市自主防災組織関係者らが参加して行われた。
 同訓練は2019年10月の台風19号で同市内が被災したことを教訓とし、的確な情報の受発信や関係機関との連携強化などを目的に20年から開始した。毎年、前年の課題を改善しながら継続実施している。
 6回目となった今回も東日本台風と同規模の台風が襲来したシナリオ形式で実施。訓練では災害情報共有システムを活用しながら、国や県の防災関係機関との情報共有、電話一斉伝達システムを使った自主防災会長や民生委員への情報伝達、水門情報の工業団地関係者への情報伝達などが緊迫感を持って行われた。
 訓練後、早川尚秀市長は「訓練を通して課題や改善点など気づきがあったと思う。それを整理し、共有して今後の改善に生かして欲しい」と講評した。
 また同日、足利市議会も災害時対策訓練を実施した。

今年も緊迫感を持って行われた災害時情報伝達訓練(足利市役所で)
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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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