和装で百人一首・参加者も見学者も楽しむ・史跡足利学校

 足利市教育委員会史跡足利学校事務所足利百人一首の会(竹越仁恵会長)主催による競技かるた和装演技が3月20日、同学校復原建物方丈で開かれた。凛々しい袴姿のかるた競技に参観者も「雰囲気があっていいですね。見入ってしまいました」と話していた。
 同学校での競技かるたの演技は秋の「足利学校様まつり」で公開演技が実施された実績があるが、新型コロナウイルス禍で中断していた。昨年、同学校での伝統文化親子体験教室で同会の協力で競技かるたを実施したことをきっかけに今回の和装演技が実現した。

 実施にあたり、竹越会長が同会や近隣のかるた会に声をかけたところ小学3年生を最年少に群馬県、埼玉県などから32人もの参加希望があった。
 通常、練習や一般の大会でもジャージなど動きやすい服装で競技するということ。群馬県から参加した女性は「このようなすてきな場所で、袴を着て試合ができ、本当に楽しかったです」とにっこり。同会長は「競技かるたは年齢に関係なく楽しめます。今回の演技を見てくださった人がかるたを身近なものとして感じてもらえれば」と話していた。
 同会は足利市武道場や市民プラザなどを会場に練習を実施。関心のある人は同会ホームページで確認を。

袴姿で競技かるたを披露した参加者たち(史跡足利学校で)
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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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