足利オペラ・リリカ定期公演プレイベント「足利學校でオペラを!」(足利市みどりと文化・スポーツ財団、市教育委員会主催)が11月16日、同市昌平町の同学校復原建物方丈で開かれた。多くの来場者があり、史跡とオペラのマッチングを楽しんだ。
イベントは2部構成で1部はリリカの研究科プロ・コース前期発表コンサートで古家未希さんと斉藤博子さんが中心となって、歌劇「フィガロの結婚」から抜粋して数幕を上演。2部では音楽監督の大隅智佳子さんが中心となり定期公演「サロメ」の案内と歌劇「蝶々夫人」より、ハイライトコンサートを行った。
同学校でのリリカのコンサートは昨年に続いて2回目で、来場者の一人は「庭園を背景にしたり、畳の上で歌ったり、演じたりがユニークでとても良かった」と感想を口にした。
定演は来年1月18日午後2時から同市朝倉町の足利市民プラザ(あしかがフラワーパークプラザ)で行われる。全席指定で一般5000円、25歳以下2000円。問い合わせは同プラザ(電0284・72・8511)へ。


