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~>゜) お正月 〜 旧正月 〜 〜 〜 〜⤴︎
今年も、旧暦でのお正月をメインに過ごす、台湾での「旧正月」の季節がやってきました。
そして、この記事も実際には1ヶ月前に執筆していますので、まだ日本のお正月を過ごしてまもない時期に筆をとっています。
というわけで、読者の皆様、日本と旧正月の両方の意味を込めて、あけましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い致します。
2025年は「巳年」ですね。
僕は毎年、どんなにニュース等で紙の年賀状文化が廃れていっている傾向にあると報じようと、年末年始には決まって年賀状を手書きで作って、近くのセブンイレブンのポストに投函しています。
毎年、その年の干支を白紙の年賀状に書く際に毎回調べる事があります。
それは、干支の漢字表記です。
今年の干支は「へび」ですが、僕らが目にする表記は「蛇年」ではなく「巳年」ですよね。
この漢字表記の違い、不思議ですよね。
「巳年」の「巳」はどんな意味が込められているのか、ちょっと調べてみました。
そうした所、「巳」という字は胎児の形に由来している様で、「新生、将来、未来、子孫繁栄」と言った意味があるそうです。
僕は単純に「巳」の漢字が、何となく形がへびに似てるからかなぁと予想していたのですが、やはり本来の意味はより深い繋がりを含むものでした。
とあるニュースでもアナウンサーの方が「今年は巳年にちなんで、自分自身、脱皮して新たな自分で過ごせる様、頑張りたいと思います。」とおっしゃっていました。
実物のへびは苦手という方もいらっしゃると思いますが、とても縁起の良い兆しのある年である事が分かりますね。
アジア圏各地のへび達は、文化が異なるヨーロッパのへび達の前で、「今年は俺たち、私たちの年なんだぜ」と鼻が高いのではないでしょうか。(説明するのに時間がかかりそうですが。)
2025年の巳年が、読者の皆様にとってヘビー級に最高の良い年になります様に。
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ふくち ゆうすけ
1984年足利市生まれ。俳優。
20代を東京、欧米で過ごした後、独学で中国語を修得。現在台湾、シンガポール、中国、日本を拠点に活動、その各国に主演作品を有している。近年、自身の水彩画やエッセイなどの創作が注目を集め、書籍出版や連載、講演等の依頼へも積極的に参加している。
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