地域を盛り上げよ・あしもり隊新プロジェクト神社エールが神社に装飾

 若い力で足利を盛り上げていくあしかが高校生クラブ「あしもり隊」の今年度からの新プロジェクト・神社エールが9月14日、足利市島田町の島田八坂神社参道などに「十五夜」をイメージし、ウサギと月をデザインしたモビールの飾り付けを行った。
 神社エールはデザインやものづくりが得意な6人がメンバーとなり、地域を元気にしたい、エールを送りたいと結成。かつてのにぎやかだった姿を取り戻したいと活動する同神社の小堀巧人宮司(29)と連携し、多くの人に同神社を訪れてもらおうとプロジェクトを始動させた。
 9月開始ということや子どもたちにたくさん来て欲しいとの思いから「十五夜」をイメージしたかわいらしいデザインとすることを決め、神社を下見するなどして約1カ月半かけて手作りで32個のモビールや手水舎を彩る装飾品をつくり上げた。
 当日は参道に張られたロープにモビールを一つひとつ取り付け。ときおり吹く風にくるくると回り、メンバーは満足そう。同プロジェクトのリーダー長井花心さん(足利清風高1年)は「第1弾はみんなで頑張り、よくできたと思います。地域や神社を盛り上げるため継続したい」とし、「(モビールの)ウサギの顔は全部違うのでぜひ来場して、推しのウサギを見つけてください」と話した。
 小堀宮司は「高校生の力を借りながら明るくて楽しいねといわれる神社づくりをしていきたい」と話す。現在の装飾は10月初旬までを予定。今後も継続し、季節に合わせた飾り付けを行っていく予定。

ウサギと月をデザインしたモビールを取り付けるあしもり隊神社エールのメンバー(足利市島田町で)
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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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