N響が小学校でフルート四重奏・恒例のアウトリーチ事業

 足利市みどりと文化・スポーツ財団などは「NHK交響楽団メンバーによるフルート四重奏」コンサートを10月16日、同市立の小学校2校で開催した。
 ホール以外でも質の高い芸術に触れてもらおうと同財団が力を入れているアウトリーチ事業のひとつ。中でもN響のコンサートは恒例となっている。
 今回対象となった2校のうち桜小学校(早川理恵校長)では4~6年生まで100人ほどが参加。N響からは中村淳二さん(フルート)、三又治彦さん(バイオリン)、村松龍さん(ビオラ)、小畠幸法さん(チェロ)が出演。楽器の解説を興味津々に聞き、ヒンデミット「弦楽三重奏曲第1番から第1楽章」、ダマレ「白つむぎ」、久石譲「風の通り道」、YOASOBI「アイドル」などの演奏に真剣に耳を傾けた。 中でも「アイドル」は5、6年生が運動会のダンス曲に使用したばかりとあって、演奏と一緒に歌ったり、踊ったりと大盛り上がり。最後は校歌で締めくくった。児童の一人は「コンサートホールにいるような気持ちになって、とても楽しかった」と笑顔で感想を口にした。

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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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