群馬県庁県民広場にきたごうモルッククラブ・県スポーツ推進委員にルールや実技を指導

 足利市の「きたごうモルッククラブ」の松村徹会長が11月8日、前橋市で行われた今年度の群馬県スポーツ推進委員研修会に講師として招かれ、ルールや実技などを指導。実技は群馬県庁県民広場で行われ、松村会長と同クラブメンバー3人が、県庁をバックに参加した220人ほどの同委員へモルックの楽しさを伝えた。
 同研修会は同委員協議会が主催、県と県教育委員会が共催し、情報の共有や連携強化、指導力と資質の向上などを目的に実施している。同委員はスポーツの実技指導や助言に加え、地域スポーツの推進役としての役割などを担っており、生涯スポーツの振興もそのひとつ。近年、群馬県内でも子どもから高齢者までが楽しめるスポーツとして広がりつつあるモルックに着目。
 「普及のためにルールをきちんと学びたい」などの声が上がったことから、日本モルック協会の公認指導員が9人在籍し、足利市のみならず、群馬県内でも講習会などを実施した実績のある同クラブに打診。「県庁前でモルック」という光景が実現した。
 当日は前橋市の群馬県教育会館で松村会長がルールをはじめ、使用する用具やゲームの進め方などを解説。後半は県民広場で大会形式の実技講習。同委員は実際にプレーしながら、講義で学んだことを松村さんやメンバーのアドバイスを受けながら確認。委員の一人は「きちんとルールを学べてよかった。実際にプレーしてみるととても楽しい」と感想を口にしていた。
 講師を務めた松村会長は「公式ルールを知らなかったので、きちんと聞けてよかったなど、うれしい感想をいただきました」とし、「220人が県民広場で県庁をバックに行った大会さながらの実技講習は圧巻でした。これを機に群馬県でももっとモルックが広がってくれるとうれしい」と話していた。

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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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