足利銘仙を学ぶ・足利ミュージカル関連事業でワークショップ

 10月の足利ミュージカル第12回定期公演「近藤徳太郎」(足利市みどりと文化・スポーツ財団、市教育委員会主催)の上演を前に、関連プレ事業として「足利銘仙ワークショップ」が8月30日、足利市朝倉町の足利市民プラザ(あしかがフラワーパークプラザ)で開かれ、同ミュージカルの芸術監督を務める小嶋希恵さんと足利銘仙を含めアンティーク着物などを販売する同市の足利うさぎや店主・大竹麻実恵さんが足利銘仙の魅力などについて語り合った。
 同ミュージカルは昨年度から「足利が生んだ偉人シリーズ」と銘打ち、ミュージカルを通して足利の偉人を知ってもらい後世に伝えていくことに取り組んでおり、今年は足利銘仙を世界に広め、足利工業高校の初代校長も務めた近藤徳太郎を取り上げることとした。
 ワークショップでは小嶋さんが足利銘仙について質問を投げかけ、大竹さんが答える形で進められ、同銘仙の素材、人気だった柄、産地による織りの違いなどについて話が盛り上がった。会場には足利のほか、伊勢崎、秩父、八王子などの銘仙も飾られ、参加者は実際に目で見たり、触れたりしながら銘仙の味わいを楽しんだ。
 第12回公演は小嶋さんが脚本・演出を担当し、「近藤徳太郎~リヨン・京都そして足利へ~」のタイトルで10月26日午後2時から同プラザで上演される。チケットはS席3500円、A席2500円、ユース(23歳以下)1000円。問い合わせは同プラザ(電0284・72・8511)へ。

ミュージカルのプレ事業として行われた足利銘仙ワークショップ(足利市民プラザで)
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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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