足利を代表するイベントとして定着した「足利ひめたま祭」(足利ひめたま製作委員会主催)が6月1日、足利市内の中橋緑地多目的広場で開かれ、県内外から200台ほどの痛車や多くのコスプレイヤーが参加。天候にも恵まれ、来場者も多く、同イベントを楽しんだ。
痛車は自動車の車体にアニメやゲームの主要キャラクターを描いたもので会場はカラフルに染まった。車の中に関連グッズを飾ったり、音響設備を積んでテーマ曲を流したり、現地で車体にペイントする人もいて、愛好者にとっては「幸せな空間」(来場者の話)となっており、車を挟んで会話の輪も広がっていた。
また、アニメなどの登場人物と同じ衣裳に身を包んだコスプレイヤーの参加が多いのも同祭の特徴で、撮影愛好者の求めに応じて、車の前で決めのポーズをとり、楽しんでいた。
また、キッチンカーの出店やトラックの荷台をステージにしたライブもあり、会場はにぎやか。宮城県から参加した男性は「足利は2回目ですが、雰囲気がよくて好きです」と話していた。

