足利市川崎町の川崎天満宮で恒例の春祭りが開かれた。今回は渡良瀬川の河川改修工事で現在地に移転されて60周年ということで記念の神楽奉納も行われ、境内は地域住民らでにぎわいをみせていた。
同天満宮は1190年創建。同工事で1960年に移転された。旧天満宮を知る人は「子どものころの遊び場だった。もう60年たったかと思うと感慨深い」と話した。
奉納された神楽は同じ毛野地区に伝わる大山祇神社太太神楽で同市指定の重要文化財。また、本殿や同文化財の日光例幣使短冊や算額も公開され、来場者の目をひいた。
このほか、地元老人クラブなどによるマルシェも行われ、焼きそばや綿あめなどがふるまわれ、子どもたちに人気だった。
移転60周年記念の春祭り・神楽奉納も・川崎天満宮
