足利市は第8次総合計画後期基本計画策定に向け、若者たちの意見を施策に反映させることを目的としたワークショップ「住みたいまち足利 未来トーク~足利の明るい未来について語ろう~」を開催。3月2日には同市相生町、市生涯学習センターで20~30代の社会人ら20人が参加し、まちの魅力や課題などについて話し合った。
同市は10~30代の転出超過が続き、特に女性が顕著な傾向を見せていることから、人口減少対策として若者や女性に移住、定住先として選ばれるまちづくりの推進が急務という観点から同計画に若者の意見を反映させ、施策を推進していこうと今回のワークショップを企画。
当日、参加者は数人のグループに分かれ、前半は足利の「推しと惜しい」点について意見をまとめ、後半は「明るい未来の作り方」などについて真剣に話し合った。
〝推し〟については「自然が多い」「都内へのアクセスがいい」「家賃が安い」「イベントが多数ある」「ちょうどいい田舎」「足利学校周辺」「歴史がある」などの意見が出された。一方〝惜しい〟については「公共交通が不便」「子どもの遊び場が少ない」「出会いが少ない」「働く場所が少ない」「北と南が川で分断されている」などの意見が出されていた。
足利市出身で足利未来創生会議委員の菊池領子さんがファシリテーターを務め、参加者から話を聞いたり、意見をまとめる際のアドバイスなどを行っていた。
また、2月15日には高校生、専門学校生、大学生などを対象としたワークショップも開かれた。
