地元食材に感心を・小学校で児童と生産者の会食会

 足利市教育委員会は学校給食での市内農畜産生産者と児童の会食会を11月21日、同市千歳町の桜小学校(早川理恵校長)で実施。今回は生産者から米作りの話を聞き、各班ごとに〝新聞〟を作製。また、給食も一緒に楽しんだ。
 同会食は食育指導を通じ、農業や地元食材への関心を高め、地産地消も学んでもらうとともに生産者には学校給食への理解を深めてもらおうと例年実施してきたが新型コロナウイルス感染症禍の影響で2020年から実施を見送ってきた。
 今回はJA足利米部会長の大山善男さん(71)が講師を務め、5年1組で授業。籾まきから収穫、精米までの過程を説明したほか、米作りの新技術などについても解説。これを受けて児童たちは事前に考えていた質問を次々と投げかけ、大山さんの似顔絵が入った新聞をつくり上げた。その後は一緒に給食を食べて交流を深めた。
 児童の一人は「お米づくりは大変なんだということが分かりました。お米は大好きなので、食べるときはそのことを思い出したい」と感想。大山さんも「子どもたちが米作りに感心を持ってくれていて、楽しい時間でした」と話していた。

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