山林火災を繰り返さないために・できることを考えよう・民間主導でシンポジウム

 第1回足利市山林火災防止シンポジウムが「山林火災を繰り返さないために私たちができること」をテーマに11月10日、同市朝倉町の足利市民プラザ(あしかがフラワーパークプラザ)で開かれ、市民ら180人が参加。講演会とパネルディスカッションを通して、足利の豊かな自然を守るための方策などを考えた。
 3年前の同市西宮町での大規模林野火災を教訓に自然や文化をしっかりと守っていこうと市民有志が実行委員会を組織し、今回のシンポジウムを開催した。
 開会式で板橋信行実行委員長が「このシンポジウムでみなさんに新たな気付きを得ていただき、一緒になって防災を進めていくことをお願いします」とあいさつ。さらに当時の消火活動にあたった足利市消防団や避難所運営に尽力した自治会に感謝状が贈られた。
 講演会では林野庁研究指導課森林保護対策室・門脇裕樹室長が「林野火災対策について」をテーマに発生状況や原因、予防対策、火災時の対応、火災跡地の復旧などについて話を進めた。また、足利市消防本部も栃木県防災ヘリから撮影した消火活動の映像を流すなどして林野火災予防対策について説明した。
 パネルディスカッションでは早川尚秀市長をはじめ、6人がパネリストとなり、テーマに沿って話し合いを進めた。

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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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