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作業機械「空き缶つぶし機」贈呈式
1月26日、同特別支援学校 体育館において、足利工業高等学校生徒によって製作された、作業機械の贈呈式が行われた。 両校は三十余年に渡る交流があり、今回贈呈された「空き缶つぶし機」は4台目の新作となる。特別支援学校より、新しい「空き缶つぶし機」製作の依頼を受け、工業高校の機械科3年生(長島脩太さん・山本晴輝さん・引間柊弥さん・寺﨑壮汰さん)が図面を起こすところから担当。
依頼時には、中身の見えるスケルトン、500ml缶が潰せる、軽い力で操作できるなど数点の要望が含まれていた。それらの解決策を両校で検討し、試作品に何度も手を加え、昨年12月に完成した。
この「空き缶つぶし機」は、特別支援学校の週2回行われる作業学習の中で使用。同校島田謙校長は、全体の中身が見える作りや出来栄えなど、技術力の高さに感心したと謝辞を述べていた。
製作に携わった4名は、特別支援学校の生徒が使用している姿を前に、満足いくものができたと笑顔を見せていた。
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特別支援学校中学部の作業制作で作られた、マットや鍋敷きなどお礼の品が、工業高校の生徒に贈られた。