1月31日に陽光の中、今年で第95回となる「節分鎧年越」(主催:立春会)が行われた。
鎌倉時代、足利尊氏公の4代前の足利泰氏が、坂東武者500騎を鑁阿寺南大門に集結させたことが始まりとされている「節分鎧年越」。毎年節分に合わせて開催されているが、今年は中橋の架け替え工事に伴い、特例で日程が変更され、時間も例年の午後5時が午後3時に変更されての開催となった。
幼年武者隊、少年誠心隊、鎧武者など、勇ましい鎧武者姿で総勢179名が、足利市内外から参加。武者行列は織姫公民館(足利市通6丁目)から鑁阿寺まで、約1時間かけて練り歩き、その後境内で追儺式(豆まき)が行われ「鬼はそと、福はうち」の威勢の良い掛け声が境内に響いた。最後に主将の発声に合わせ勝どきを上げる凱旋の陣で終了となった。
沿道の観衆からは「明るい時間の開催なので、武者行列の顔が見えていいですね」「小山市から観光で来て、たまたま鎧年越を見ることができました」など、時間の変更がよかったとの声も聞かれた。日程の関係なのか、例年より中高生の参加者が少ない印象もあったようだ。
立春会の田野雅己会長は「世の中も同市も激動の中ではあるが、先人の築いてきた歴史を共有することが大切。時代とともに変わることもあるけれど、若い人にも体感していただき価値観を共有し、伝統の行事を残していって欲しい。」と次世代の継承に期待をよせていた。中橋完成後(2028年春完成予定)は、鎧年越は節分に戻すとのこと。









