「灯りと光のあるまち足利」の秋の風物詩『足利灯り物語』開催中 人気の花手水や和傘もさらにパワーアプ!

 関東三大夜灯のひとつ『足利灯り物語』が開催されている。会場は史跡足利学校、鑁阿寺、足利織姫神社、北仲通り、物外軒。

 史跡足利学校は「学びの森」をテーマに展示。新演出として北側通路に、フランシスコ・ザビエルと小野篁の灯りが登場。また今年も、高さ150㎝の「竹に刻まれる論語の言葉」や論語灯りも展示され、学問の聖地にふさわしい学び溢れる灯りになっている。人気の花手水や和傘、竹灯りと竹鞠もグレードアップ。

 東松山市から初めて来たというご夫婦は「学校門前の花手水と竹灯りがよかったです。北側の庭園も見事でした」と感動を伝えてくれた。

 鑁阿寺は、太鼓橋を渡ると橋の北側には大型六角銘仙灯りが設置されている。そしてなんといっても、国宝鑁阿寺銘仙ラッピングが目を引く。さらに大銀杏と多宝塔のライティングも。参道の銘仙灯りはお馴染みの風景となってきた。

 藤岡市から来たご夫婦は「初めて来たのですが、お寺の落ち着いた雰囲気と灯りが何とも言えずいいですね」との感想。

 足利織姫神社は、229段ある石段に銘仙灯りが設置され、社殿もライトアップ。まちなかの至る所から灯りを楽しむことができる。また他の会場よりも点灯時間が長いことも特徴。

 北仲通りは、足利学校・鑁阿寺と足利織姫神社をつなぐ新エリアとしてお目見え。同エリアでしか見られないつづみ型行灯は通りに趣を与えている。

 物外軒は、イベント期間とは別に4日間のみの公開。茶室・庭園のライティングと園路の銘仙灯りなどが昼とは趣の違う姿を見せている。

 同イベントは11月16日まで(※ 物外軒は11月15・16・22・23日)。ライトアップ時間は16:30~20:00(足利織姫神社は16:30~22:00/物外軒は22・23日は17:00~20:00)。足利灯り物語券は700円(足利学校のみ有料・他無料、中学生以下無料)/昼間の足利学校入館券と足利灯り物語のセット券は1000円。同券販売場所は太平記館・足利学校参観窓口(9:00~16:00)/足利学校 入口東多目的駐車場(16:30~19:30)

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この記事を書いた人

松尾幸子のアバター 松尾幸子 minimu 編集人・ライター

タウン情報誌の編集を経て、minimu 創刊号(2024年1月号)より、フリーの編集人・ライターとして活動中。地域の皆さんに良質で明るい情報を届けるべく、編集・取材を続けています。
逆境には強いが涙腺は弱い。スポーツジムが憩いの場です。
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