持続可能なまちづくり実現へ・足利市と栃木シティフットボールクラブが包括連携協定

 足利市と今季からJFL(日本フットボールリーグ)に復帰した栃木シティフットボールクラブ(株式会社THE TOCHIGI CITY UNITED、本社栃木市岩舟町)が5月7日、青少年育成やスポーツ・文化振興などを通じて持続可能なまちづくりを実現することを目的に包括連携協定を締結した。
 締結式では早川尚秀市長と同社・大栗崇司社長が協定書に署名。早川市長は「これからのまちづくりに力を借りたい」とし「チームの今シーズンの検討を願っています」とあいさつ。大栗社長は「包括連携協定を通じて足利の子どもたちやみなさんに微力ながら少しでも力を与えれればと思っています」と述べた。同社と自治体の包括連携協定は足利市で3例目。また式には2018年からユニフォームパートナーとしてチームを支援する深井製作所の深井知社長も出席した。また同チームの内田廉平キャプテンは「今シーズンでJ3に昇格できるようチーム一丸となって頑張っていきたい」と話していた。
 今後、協定に基づき、サッカーやチアダンススクールの開催、小学校訪問、指導者に対するコーチング論研修の実施、プロスポーツ観戦機会の提供、運動遊びやストレッチ教室など子どもから大人まで、幅広い年代の健康づくりをアシストする。このほかにも市政のPRや観光振興につながる事業も展開していく。
 同チームは「日本一、ピッチとスタジアムが近い」というCITY FOOTBALL STATIN(栃木市)がホーム。今回の協定締結を記念して9月28日にホームで開催する試合に足利市民などを対象にした招待企画を深井製作所の協力で実施する予定だ。

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桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

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