足利市川崎町で地元老人クラブの川崎曙クラブが主催した住民交流イベント「マルシェ」が4月13日、同町自治会館前広場で開かれ、子どもから高齢者まで地域住民らでにぎわった。
このマルシェはコロナ禍で地元行事が中止となるなか「どうにか地域のコミュニケーションを図れないか」と2年前に地元自治会や育成会の協力を得て、初めて開催した。今回は県老人クラブ連合会の元気シニア活動推進モデル事業の応募に手を上げ採択されての実施となった。今回も2024年度同事業の一環として開催された。
今回で4回目となり住民にも認知されたマルシェ。開始の午前10時前から家族連れを中心に続々と住民が来場。会場には地元のやまゆり学園をはじめ、セブン―イレブンの移動販売車、クレープのキッチンカーが出店。クレープを購入した中学生は「地元でこんなおしゃれなクレープが食べられるのがうれしい」と話していた。
このほか、曙クラブ会員らが活躍しての焼きそば販売やスナック菓子のプレゼント、輪投げゲームなどもあって住民たちは楽しみながら交流を深めた。
また、地元有志が試作した高齢者用の3輪電動自動車、大正時代の農業用経由発動機を復活させた作品も展示され、関心を集めていた。
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