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パッチワークキルト作家 池山 芳枝 さん

2023 2/23
インタビュー
2023年2月23日
目次

2022年 日本ヴォーグ社 第6回キルトジャパンコンテスト グランプリ受賞

 このほどパッチワーク教室りとるがーでん(足利市)を主宰している池山芳枝さんが、第6回キルトジャパンコンテスト テーマ「希望」において、作品〈未来へ─足利両崖山〉で栃木県初グランプリを受賞した。
 同作品を、1月13日、まゆ玉市が開催されている徳正寺(足利市)で展示すると聞き、まゆ玉市当日、池山さんに話を伺った。同寺の釆澤良浩住職の妻メイ子さんが、まゆ玉もキルトも足利の織物によって繋がる物として、今回の展示を池山さんに呼びかけたという。

2021年2月に発生した両崖山の山林火災。山の復興を願いながら、再生の姿をパッチワークキルトで表現した作品。「両崖山の力でいただいたグランプリです」と語る池山さん。足利愛が多くの方に伝わっての受賞と周囲の方々と喜んでいる。
山林火災の同年6月には、コンテスト出品を目指し作品をほぼ完成させていた。しかし市内でのイベントを企画、そこでの展示に変更し作品のアレンジを進めていった。ところがイベントは開催に至らず、作品はさらにアレンジを加え、今回のコンテストに出品することとなった。

『足利』の象徴である両崖山を、地元の伝統工芸品の銘仙によって表現。約100種類にも及ぶ銘仙に和布を加え使用。三角形の木に使われている銘仙の使い方や技法は、同コンテストの審査員からも絶賛されている。「白い点で構成された、画面の左上から右下に流れるラインは、フレンチナッツステッチで作り、森の妖精が山に魔法をかけ、再生させている様子を表しています。この鳥居や両崖山の岩は、実際の風景を写真に撮り制作しました。」など作品に込めた思いの深さが伝わる。

この後の作品の展示は未定。
『QUILTS JAPAN キルトジャパン』2023 1月号 冬(発行・発売 株式会社日本ヴォーグ社)に掲載あり。

Profile

いけやま よしえ/足利市出身在住
文部省認可(財)日本手芸普及協会指導員
KCS熊井明子ポプリの会講師
1998年 パッチワーク教室『りとるがーでん』主宰
キルトジャパンパッチワークキルトコンテスト入賞(2012・2013・2015~2018)
栃木県芸術祭美術展入選(2013年より3年連続入賞)
よみうりキルト時間フェスティバルキルト部門入選(2020)

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