早春の里川で触れる渓流の女王
柔らかい香りの梅の花が咲き、いよいよ春の気配が本格的になってまいりました。
徐々に行楽日和の日が増えて来ると同時に、3月に入ると毎年釣り人をそわそわさせる「渓流解禁」というワード。
少し山沿いへ車を走らせると、至るところに大小様々な渓流があるこの両毛地域では、釣りをやらない方でも知名度は高いワードではないでしょうか。
各河川や管轄する漁業組合によって多少前後しますが、冬場に禁漁になっていた渓流釣りが、3月から4月にかけて解禁を迎えます。
足利市内の渡良瀬川や支流の秋山川や野上川などを管轄する渡良瀬漁協では、今年は3月1日に渓流釣りが解禁いたしました。
渓流魚の代表的な魚といえばイワナとヤマメ。特にヤマメは身体にパーマークと呼ばれる特徴的な青い模様が入っており、その鮮やかな魚体につい見入ってしまいます。

釣り方はルアーやフライ、エサ釣りと、様々な釣り方で狙えるゲーム性の高さもあり、もちろん食べても美味しいのが魅力。
春を感じる里川の渓流散策
今回ご紹介するのは、秋山川。

ご存じの方も多いかと思いますが、佐野の市街地を流れる秋山川。車で約30分程度葛生方面へ上流へ行くと、渓流釣りが楽しめます。
宿泊施設秋山学寮、木浦原のザゼンソウ、カタクリ、ニリンソウ等の群生地なども有名。
いわゆる里川と呼ばれる小規模な渓流なりますが、下流~中流エリアは渓流釣り初心者でも入渓しやすくオススメ。

道具は、(ロッド)5フィート前後のUL〜Lクラスのトラウトロッド (リール)スピニングリール2000番orベイトフィネス (ライン)4〜5ポンドナイロンまたは、PEライン0.6号。
(ルアー)5cm前後のシンキングミノーなど。

釣りをしながら歩いて。途中休憩をはさんで一息。ふと周囲を見渡すと、草木の新芽など春の気配を感じる場面も多々あり。
ロケーションも良いので、短時間でも本格的な渓流釣りを味わうことができます。
釣りのあとは地元の名物蕎麦屋へ
釣りをしながらたくさん歩いたあとは、お腹もペコペコ。せっかく山間まで来たので、釣りだけじゃもったいない。
オススメは名物蕎麦屋の「かみやま」。

地元のそば栽培農家から買い上げた玄そばを自家製粉し、秋山川の冷たい湧水で締めたコシのある麺。

釣りと散策を満喫して、心地良い疲れを感じた時に食べるお蕎麦がまた美味しい。
もちろんセットメニューの天ぷらも、野菜と海老が選べてサクサクでオススメ。
野生動物対策の準備はお忘れなく
近年、各地でニュースになっている通り、秋山川周辺も例外無く熊やイノシシなど野生動物は生息しております。
熊鈴や熊よけスプレーなど、万が一のために準備はしっかりと行いましょう。
秋山川は、渡良瀬漁業組合の入漁券購入が必須となります。 日釣り券と年間券がございますので、必要に応じて必ずご購入して釣りを楽しみましょう。
早春の里川の渓流釣り。普段の日常からちょっとだけ離れて、綺麗なヤマメを狙ってみるのはいかがでしょうか?


