部活動の現状を確認・地域移行コーディネーターの岡田さん

 足利市で、中学校部活動の地域移行を円滑に進めるために今年度からコーディネーターに就任した元プロ野球選手の岡田幸文さん(40)=足利市在住=が6月16日、同市立第二中学校(大森順子校長、192人)を訪問。文化・運動各部の活動を視察。指導に当たる担当教諭らと熱心に意見を交換していた。
 コーディネーターの主な職務は①中学校部活動の現状把握や各種団体の聞き取り、連絡調整②地域クラブ活動推進協議会など各種会議への参加や指導者研修会の実施③拠点校部活制度、地域クラブ活動モデル事業(野球、サッカー)の検証―など。
 4月の就任以降、市内各中学校を訪問。各校の現状説明を受けたり、実際に生徒たちが部活動に取り組む姿などを間近で感じながら、自らの役割を進めてきた。
 二中では吹奏楽、県道、バスケットボール、バレーボール、サッカー、テニス部を生徒たちに声を掛けながら視察。岡田さんは「みな一生懸命部活動に励んでいる。子どもたちがやりたいことを100%に近いかたちでできる場所を提供してあげたいと強く感じた」とし、「総体や新人戦を見ながら来年、再来年をどうするかを考え、検討していきたい」とも話していた。
 岡田さんは全足利クラブから千葉ロッテマリーンズに入団。ゴールデングラブ賞を受賞するなど活躍。現在は足利みらい応援大使も務めている。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

桐生タイムス社(本社・群馬県桐生市)の足利市担当記者が日々の取材活動を通して、お知らせしたいこと、伝えたいことを紹介していきます。取材して記事化したものを渡良瀬通信ブロードキャスト(下記)とminimu、桐生タイムス紙面で随時紹介していきます。

愛車のロードバイクで今日も足利をパトロール中です。
見かけたら話しかけてもらえると嬉しいです。

目次