足利民謡民舞連盟(飯島秀雄会長、会員100人)が2月14日、小学校の郷土学習に役立ててと足利に伝わる古謡をまとめた記録集22部とCD22枚を同市教育委員会に寄贈した。
同連盟は1970年発足。以来、市民文化祭に合わせ民謡・民舞のつどいを開催するほか、親子三味線教室なども行ってきた。記録集、CDは「市内に残る古謡を後世に伝えていこう」と作製したもの。「足利の民謡大全集」とのタイトルが付けらえたCDには戦前、足利銘仙の販売促進用につくられた「足利音頭」や「足利小唄」をはじめ、観光客誘致を目的とした「足利節」など17曲が収録されている。
当日は飯島会長と齋藤眞恵前会長が大島一彦教育長を訪ね寄贈。同会長は「先輩方が残したものを次世代につなぎたい。郷土愛を歌で育んでもらうきっかけになれば」と話していた。
寄贈された記録集などは市内22小学校で活用される。
小学校の郷土学習に・足利の古謡記録集と古謡CDを寄贈・足利民謡民舞連盟
